プラグマティズム pragmatism
講演「プラグマティズムの意味」
1. 概念や思想の「意義」というものについてしっかりとした理解をもとう。ではどうしたら自分の概念や思想を明晰にできるかということについての思想
プラグマティズムの立場は「我々の探究は弾力的で、誤りを改訂し続ける、可謬的なもの」
2. より広い意味では観念や経験の真理とは何かについての理論
プラグマティズムの立場は「我々にとって有用な道具」
事実と価値の区別の否定
パースとジェームスの違い
パース
我々の認識が真であるということの意味を、探究という知的作業との結びつきの元に定義して「真理とは理想的な探究の無際限な継続の果てに見いだされるであろう最終的な信念の収束」
ジェームス
哲学の中心的な概念や抽象的な概念にもプラグマティズムを適用しその意味を解明しようとした
一般的に「プラグマティズム」として総称される時には、デューイが基準になっていることが多い。
1. 概念を目の前の現象を解明するための暫定的な道具にすぎないと見なす
2. 判断や理論の真偽の基準を現象を説明するうえでの有用性や機能性に求める
3. 理論と実践は常に相互作用しながら不可分一体の関係にあると見なし、理論/実践の間の対立を認めない
マルクス主義は物質の絶対的実在性を主張するがプラグマティズムは物質も精神含めてすべて仮説的